fc2ブログ
にほんブログ村 海外生活ブログ パリ情報へにほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ

D会陰切開

 私はモハナになーんでも話すんだけど。
先日モハナにモハナの妹はお腹を切って出てくるのか、おまたから出てくるのか
どっちだと思う?と聞いてみた。

するとモハナは
難しい顔をしてうーんと考えて

「たぶん、おまたやけど、お母さん、おまたも切らなあかんねんで。」



なんでそんなこと知ってるの???

って聞いたら

「だってこないだテレビで見たとき、産まれた赤ちゃんに血ついてたやん。
あれはおまたを切ったから血がついてんねんで。」

やって、子どもの観察力ってすごいなぁ。
4歳にして自分で会陰切開の存在にきづくなんて。


それにしてもこんな会話を日本語でできるようになるなんて
母さん感激!
スポンサーサイト



テーマ : パリ、フランス
ジャンル : 海外情報

Dモハナのバイリンガル状態 もうすぐ4歳編

 今月で4歳になるモハナさん

彼女の言語能力が今現在でどのようなモノかまとめてみます。

 私や日本人の人には100パーセント日本語で話す。
ご近所の日本語教室では、子ども同士(皆日仏国際児で現地園に通ってる子)で
遊ぶときも日本語。
一番仲良しのご近所のトマとも私の前では、必ず日本語。
ときどき隠れてフランス語を話すけど、今のところ90パーセント日本語。
最近では主人(フランス人)がいても、日本語で遊んでることもある。

現在の時点ではかなり満足!

現在の彼女の日本語活動は以下

 ①毎週金曜日 ご近所で日本語託児 午後3時間
 ②毎週土曜日 エベイユ学園(日本語幼稚園 年齢ごちゃまぜ) 午前中3時間
 ③夏休み日本に帰国して、日本の幼稚園に行くこと、従兄と遊ぶこと。(約二カ月)

これに頼りきってというか、
なんというか、家庭ではとくにこれといった努力は何もしていないのが現状。
というか以前していた努力は習慣になった。
読み聞かせ、日本語100パーセントで徹底して話すこと。

 しいていうなら、これも自分が教えてる経験上やっぱり
教室や幼稚園でしてきた作品、お勉強等はしっかり見てあげること(本当に見るだけ)
作品をファイルに一緒に入れること。飾ってあげること。
意外にこれをしてくれるお母さんって少ない。苦笑
私の生徒にはプリント5枚と毎回何か工作をするのですが、
先週やったままかばんの中ぐちゃぐちゃとか、ファイルに挟んだままとか。
これを見てくれてきちんとノートに張ってくれてと先生はうれしいのですが。

いいことも悪いことも経験から学ばせていただき、自分もいいお手本を真似する。
自分が教える教室の保護者のいいところは必至で観察中。

でも子どもは基本的に個性はあれど皆いい子。

 文字に関しては、自分が教えてる経験からいって、
あまり興味もない段階でどんどん押し込むより本人がある日気が付いたら読めてました。
ってのが理想だなと思い。あえて何もしてません。ほんとに。

 私の周りには優秀なママさんお子さんが多く
すでに去年からひらがな読める子はちらほらいて少し焦る気持ちもあるのだけど、
今はできるだけ彼女の経験知を育ててあげたいと言い訳中。苦笑
一緒に旅行したり、森の中を散歩したり、料理したり
五感を育ててあげられたらなぁと思う。
勉強は必要があればいつかやるというのを身をもって実体験中なので。

 ほんとはもっとままごととかお人形さんごっこをしてあげたい気持ちは山々なのだが、
正直こればっかりは、どうも苦手で。。。

遊んであげようとがんばってるけど、がんばれてるのかな。。。
どうもこういう遊びを楽しんであげられないんだよなぁ。
戦いごっことか。。。


一枝先生(ご近所日本語教室の先生)のアドバイスのもと
これから気をつけて日常の中に取り入れること。

① 難しい言葉でモハナが知らないような言葉も積極的に使う。
 
 → 実際使えなくても聞いたことがある。というのはすごい後々大きな力になるらしい。

② 言葉遊び(しりとり、なぞなぞ等)

 → 語彙を増やす。
 
③ モハナにお話を作ってもらう、または一緒にお話をつくること。

 → 文章で流れにそった話しができるようになる。


 実際、バイリンガルの子ども達を教えて、育てて、思うこと
子どもの力ってすごい、親の努力なんて(私のしてること)ほんと大したことじゃない。
   
生徒のお母さんに「娘さんと全部日本語なんですか、すごいですね。」と
言われたけど、私のやってることなんて正直誰でもできることで
それは「娘さん、毎日歯磨きするんですか。すごいですね。」と言われているようなもので
何もすごいことなんてしてないです。

もっとすごいことをしてあげたい気はあるし、
もっとこうするべきだろうなということもたくさんあって
日々反省することの方が多いのだけど
そんな駄目な母のもとでも元気にすくすく育ってくれているモハナに本当に感謝です。







テーマ : 国際結婚
ジャンル : 結婚・家庭生活

Dわんぱく広場

 去年もお世話になった昭和幼稚園に今年もお世話になれることになりました。

私が調べたところ、幼稚園の夏季保育等は在園児限定対象で行っているところが多いのですが。

ここ昭和幼稚園は、夏休み8月の間、在園児のみならず、2歳児、よその幼稚園に通ってる子

も対象にしたわんぱく広場というものを行ってくれています。

園長先生がとても良い意味でかわったかたで、ほんとうに珍しく、

適当にゆるーく動ける方なんです!

何も難しいこともいわずに、とりあえず「いいよ~。」といってくれんです。

時間も10時開始だけど9時からいついでも来園OK
 
お母さん同伴でも、預けるのでもどっちでもOK。子どもの様子を見ながら自分たちで判断。

ほとんどが在園児、2歳児ちゃんはここの幼稚園のプレスクールのようなものに通ってる子

で全部で10人ほど、そこに3人の先生がついてくれます。

日本の先生ってなんであんなにきちんと見てくれるんでしょう!!感激!!!

父が問い合わせの電話をしてくれたときも、

「今年も帰ってこられるんですね。いつでもどうぞ、お待ちしております。」

と言ってくれるし、

今日も「もはなちゃん、おかえりなさい。大きくなったねぇ。」と

彼女の成長を一緒に喜んでくれました。

 わんぱく広場の内容は

9時~10時まで水着に着替えて自由遊び。

10時~10時30分 片づけ、朝の挨拶、手遊び、トイレ

10時30~11時 プール

11時~11時30 着替え、おやつ、読み聞かせ。

と内容も充実してて、モハナは去年ここで初めてラムネを食べて以来、

ラムネの大ファンに!

去年に比べ、今年はフランスですでに学校生活経験済みのモハナなので
恥ずかしがり屋でなかなかお友達とは遊べませんが、
団体行動には溶け込んでます。


にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ
にほんブログ村 子育てブログへ




テーマ : 夏休み
ジャンル : 育児

Dカルチャーショック?!

 あけましておめでとうございます。

12月18日から1月2日まで日本に帰っておりました。

ということで今年は3年ぶり?の日本のお正月。温泉、かに、おぞうに、おせち。

大好きな大好きな日本のお正月を満喫しました。


 とってもとっても楽しかった冬休みを終えフランスに帰って1月3日からもうすでに新学期開始です。

新学期そうそう、登園一時間後に幼稚園の先生から、モハナが熱があるので向かえに来てほしいとのこと。

びっくりして駆けつけると、真っ赤な顔をしておお泣きのモハナ。

私に気付くと、「おかあさーん、おうち帰るー。」を泣きながら連発し。

自分でコートと鞄をとりに行き。

落ち着かせるまでに数分。

家に帰って様子をみるが熱はないし、いったい何があったのと聞いても

答えるわけでもなく

けろっとして「遊ぼう!」を繰り返すだけ。

フレッドに早めに帰宅してもらい、私は仕事へ。

私が仕事へ行く前にモハナは遅い昼寝に入ってしまったのだけど、

寝言で(フランス語)、

「BONJOURっていう意味だよ。どうしてわかってくれないの。ママはわかるのに、皆は解からないの。」
とうなされていたということ。

そうモハナはどうやらはじめて

日本語が誰にでも通じる言葉ではないという事実に直面したようなのです。

フランスで生まれ育っているモハナはフランス語の方が優勢だし。

言葉を話すようになってからずっと、二言語を器用に使いわけていたし、

まさか、フランスでカルチャーショックになるなんて全く予期せぬ出来事でした。

モハナが日本語を話すとき、フランス語が干渉することはほぼありません。

でも、日本にいる間、フランス語を話すときは、日本語が結構干渉していました。

「PAPA-!REGARDE OSORA(お空)」ってな具合に。

私は日頃、日本語とフランス語をちゃんぽんにしないように心がけているのですが。

フレッドと私の話す、フランス語はかなりちゃんぽんです。

そして、フレッドは私に話す、フランス語でモハナに話しかけていたという事実に直面。

 バイリンガル教育とは、親→子ども ではなくて、親⇔子ども で成り立つものなのだという

ことに気付きました。

 いろんなことにこれからもモハナが気付かせてくれるのでしょう。

いろんなことに気付いたモハナたとえば、先日まで毎日一緒にいたばあばとじいじに

今は会えないんだということにも気付いたみたいで。

一人事で「ばあば、じいじ。。。」と呟いてました。

これからもっともっといろんな感情が生まれてきて、

その気持ちに日本語で名前をきちんと付けていってあげることが私の課題です。


D子どもの可能性

 今年の9月から何かの縁でフランス人の3歳~6歳までの子どもに日本語を教えることになった。

全く幼児教育の専門ではない私には、準備も大変だし、不安も多いし、とかなり大変な仕事なのだけれど

学ばさせていただけることが多い。


 フランス人の子どもといっても、両親がフランス人という人はたぶん60パーセントくらいで、

あとの40パーセントは、すでに2言語以上の言語を日常的に、使っているもしくは、聞いている子が多い。


 さて、外国語(日本語)をフランス人に教えるときの難しいのは、

「違い」に対する激しい抵抗があるところだ、この拒絶のせいで、日本語が頭にもみみにも全く

入らないという人が勉強をはじめたばかりのときは、半数以上を占めると思う。

その精神的な意味での拒絶がない人でも、もう大人には、母語にない音は聞こえないものである。

でも子どもというのはすごいもので、この音が聞こえる。

だから何度も何度も繰り返してると自然に、言葉でも歌でもなんでも覚えてしまう。

たいていの子どもはそんな感じだ。

ところが、中には大人が見せる拒絶を子どもながらにして持っている子もいる。

その子には、日本語の音が聞こえないのだ、だから何度繰り返しても、その子にとってそれは

言葉ではないのだ。

 ちょっとその例を今日はここに書いてみようと思う。


 彼女は現在6歳、アルジェリア人の母とフィリピンと日本人のハーフの父を持つ。

お父さんは、生まれも育ちも日本で、母語は日本語のみである。その他の言語は大人になってから習得した

第2、3言語である。

 彼女はお母さんとは、アラビア語、フランス語で話し、お父さんとは英語で会話するらしい。

ちなみに、パリでは別に珍しくないことである。

彼女は私に「私はもうたくさんの言葉を勉強しなくちゃいけなから、日本語を覚える余裕はない。」

という。


日本語での作業中もいつも、フランス語で一生懸命色々書いて、私に見せてくる。

ある日、彼女のお母さんと話す機会があったので、

彼女が「日本語を覚えられない。」と言っているのですが、

と話したところ。

お母さんが「たぶん、私がいつもそのように言っているからだと思います。」

とのこと。

なるほど。この拒絶は親の影響だったのかと。


でもそれが親の考えなら、親の考え方を変えるのは私の仕事ではないようです。


 さて、以前読んだバイリンガル関係の本で、40言語を話すおっさんへのインタビューがありました。

そのおっさんは、6歳の時点で母国語と呼べるものが5ヶ国語あったようです。

よくマルチリンガル話者の幼少時代のエピソードを聞くと、人にはそれぞれの言語があると

学校に入るまでは思っているパターンが多いのです。

おじいちゃんと話す言葉、おばあちゃんと話す言葉、お母さんと話す言葉、お父さんと話す言葉。

そんな感じで、子どもには、簡単に受け入れられてしまうことなんです。

そしてこの40言語話す人もお父さんもお母さんもだいたい5ヶ国語くらい話すことができる人で

お父さんが外交官だったのですが、どこかの国に行くことが決まる度に家族でその言語を勉強したそうです。


 何が言いいたかったというとやっぱりここでも親の影響力ってすごいということ。

ある程度の年齢になるまで、親は子どもの価値観で世界なんだなと。


  ちなみに私も、5つの違う言葉が話せます。

英語、フランス語、

そして3パターンの日本語

標準語、大阪弁、外国人向けの日本語。


私の母語は大阪弁です。



ブロとも申請フォーム

Dプロフィール

23ちゃん

Author:23ちゃん
2004年4月パリに軽い気持ちで来ました。
どういうわけかあれよあれよと話が進み。。。
パリにきて2週間目に出会った彼と
PACS成立その日に妊娠発覚。
2007年12月22日、緊急帝王切開にて女の子出産。

現在、母と大学院生と日本語教師の
3足の草鞋を履き、パリ郊外での生活満喫中。

欲張りだから全部同時進行中。
まだまだやりたいことは枯れない泉のごとく
滞在許可証
PACS
学校の選び方
家探し
パリで妊娠、自然出産、子育て、
学校、仕事と同時進行の育児
バイリンガル教育

自分で解る範囲の情報をおすそ分け。

追記2012年9月 次女が誕生しました。
フランス生活8年目にして初めて学業休憩中!

にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
海外生活ブログ パリ情報へ





現在の閲覧者数:

Dカテゴリー
D最近の記事
Dカレンダー
02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
D最近のコメント
リンク
ブログ内検索